みなさん、こんにちは。
カズです。
日本列島どこに行っても暑い・・・この夏を乗り切るためにエアコンは絶対に必要ですよね。
ただ物価が上がっている今、電気代が更に増えるのは避けたいところ。
まちがった節電をして無駄な時間を使わず、効果的な節約で電気代を抑えましょう!
夏場の電気代1位はエアコン!
エアコン代は電気代のうち何%を占めているか知っていますか?
出典元:平成30年度電力需給対策広報調査事業の結果
一般家庭の電気代のうちエアコン代は、34.2%も占めています。
季節により電気代は変動しますが、年間通してエアコンの電力消費が多いことがわかります。
エアコン代を計算してみよう!
皆さんの家庭において電気代のうち、どれぐらいエアコン代がかかっていると思いますか?
かんたんな計算方法で使用金額がわかりますので、実際に計算してみましょう!
かんたんにエアコン代を計算できるサイトがありますので、必要事項を入力してみました。
🔷事前に確認すること
- エアコンのマニュアルで消費電力を確認
※マニュアルがない場合、エアコンに書かれています。
🔷計算方法
- 消費電力を入力
※消費電力がわからない場合は、目安より選択 - 1日の使用時間を入力
- 1kWh単価(円)を入力
※初期入力値の26.00円のままでOK - 手順④ 計算をクリックする
計算ボタン下に各期間の電気代目安が表示されますので、ぜひ節電の参考にしてください。
引用元:電気計算シミュレーター
かんたんに節約できる効果的な方法5選
全ての節約で重要なのが、
「続けられること」
かんたんな方法で節約できないと、継続できないのは目に見えています。
これからご紹介する効果的な方法5選は、誰でもすぐできるのでやってみましょう!
① 直射日光を遮断する
一番室温が上昇しやすいのは、窓際です。
いかに直射日光からの室温上昇を防止するかが対策の鍵。
🔷おすすめアイテム
遮熱フィルム | 遮熱カーテン |
外気温が上昇しても、室内への影響を最小限に抑え、電気代の節約に効果があります。
どちらもAmazon等で安く購入できるので、試してみてはいかがでしょうか。下記に僕が実際に使っている、Amazonでベストセラーの商品リンクを載せておきます。
② 設定温度を下げ過ぎない(無理のない範囲で)
エアコンで電気代を一番消費するのは、設定温度まで室温を下げるタイミングです。
設定温度が低ければ低いほど電気代がかかると言われ、1℃上げるごとに電気代が10%削減できるとされています。
環境省では、省エネルギーを目指すためにも夏場の設定温度を28℃にすることを推奨しています。
※引用元:環境省 COOL CHOICE
必ずしも28℃設定にこだわる必要はありません。
熱中症になる危険性があるため、体に無理のない範囲で温度を設定しましょう。
③ エアコンと扇風機(サーキュレーター)の同時使用
エアコンの問題点のひとつに、一部分が冷えて全体が冷えにくい特徴があります。
そのためエアコンの設定温度を下げたり、風量を強くしたり設定を変えていませんか。
それでは節約にはなりません。
🔷エアコンを最大限に生かす方法
- 扇風機を同時使用する
- エアコンを背にして扇風機を設置する
冷気が下にたまってしまうため、扇風機で空気を循環させます。
これでエアコンの運転効率が上がり、電気代の節約に効果的!
おすすめのサーキュレーターは、「アイリスオーヤマサーキュレーター 静音 左右首振り 8畳 パワフル送風 ホワイト PCF-HD15-W」です。金額も3414円と格安ですが、トルネード運転ができ、送風もパワフルです。
リビングなど広い部屋での使用はこちらの商品がおすすめ。
風力も更にパワフル。上下左右首振りでリモコンで操作ができ効率よく室内の温度を冷やすことができます。
④ フィルター掃除で目詰まり解消
エアコンのフィルターを清掃しないと、
- 目詰まりしてエアコンが効きにくくなる
- カビ臭の原因になる
などエアコン本来の力を発揮できなくなり、電気代も高くなります。
定期的なフィルター清掃が必要ですが、頻繁に清掃すると大変なので、
最低でも季節の変わり目に行いましょう!
🔷5分でできる清掃方法
- フィルターを外し、掃除機でほこり取る
- フィルターを水洗いする
- 日陰で干す
⑤ タイマー設定を上手に使う
夏場は夜中になっても熱帯夜で寝付くまで時間がかかります。
しかしつけっぱなしでは、電気代もかかりますし、冷えすぎて風邪をひく可能性もあります。
適度な時間にエアコンを切るのがおすすめ。
どのエアコンにもタイマー設定は標準装備されているので、使ってみましょう。
エアコン節電対策の5つの誤解
ダイキン工業が「エアコンの節電に関する実態調査」を行ったところ、約6割の人が「エアコンの節電方法を誤解」との調査結果が判明しました。
引用元:ダイキン工業「エアコンの節電に関する実態調査」
誤った今までの節電方法を見直して、正確な知識を身につけましょう!
① 風量は「弱」では節電にならない
設定温度も重要ですが、それと同じぐらい大切なのが風量設定です。
少しでも節電したい方は、「風量弱」を選ぶのではないでしょうか。
風量弱より「風量の自動設定」の方が省エネに有効
風量弱のままだと、設定温度に達してもずっと風量弱の状態になります。
風量弱の下には微風がありますので、節電のためにも設定温度に達したら微風に切り替えたいところ。
そこでおすすめなのが、
- 風量を「自動設定」にする
自動にしておけば、室温にあわせて最適の風量に設定してくれます。
省エネだと思っていることが、逆に電気代上昇の一因になっているのを忘れずに。
② 室外機をカバーで覆うときは気を付けて
よく室外機が熱くなることで、「冷暖房の効率が落ちるからカバーをしましょう」と言われています。
ただカバーの覆い方を間違えると、逆効果になるので注意!
カバーで室外機の吹き出し口を覆ってしまう
吹き出し口を覆うと、室内からの空気を逃がせづらくなり、エアコンがよりエネルギーを消費してしまいます。
🔷おすすめのカバー
上のみをカバーする(直射日光よけ) | 全体をカバーする(吹き出し口を遮らない) |
上を覆うか、吹き出し口以外を覆うかの2パターンがおすすめ。
金額も700円~安いのでAmazon等で是非購入してほしいアイテムです。
こちらはAmazonベストセラーの商品です。
③ こまめに電源を切るのは間違い
「こまめに電気消しなさいよ」とよく親に言われませんでしたか?
電気を切る=節約と思いがちですが、エアコンについて言えば、逆効果の場合があります。
日中の30分以下の外出で電源を切る
エアコンの特性として、
- 起動時に大きな電力が必要
- 設定温度まで下げる時に大きな電力が必要
30分以内の短時間であれば、つけっぱなしの方が電力の消費は少ないです。
逆に外気温が下がる夜中については、こまめに電源を切る方が電気代の節約になります。
夏場・冬場・外気温・時間帯にあわせて、効率的な使用を心がけましょう。
④ 風向きを下にするのは逆効果
直接体に冷気を浴びたいから、風を下向きに設定する人が多いのではないでしょうか。
それでは部屋全体を冷やすことにならず、足元ばかり冷えてしまいます。
おすすめの風向きは、
- 風向きは水平(もしくは水平よりちょっと上向き)
これで冷たい風が上から降り注ぐ形になり、効率的に部屋を冷やせるため、電気代の節約になります。
⑤ 除湿設定の方がお得は場合による
除湿設定で気を付けなければならないのは、除湿には2種類の方式が存在すること。
除湿設定にするなら、弱冷房除湿方式ならお得です。
部屋の空気を冷やし除湿、下がり過ぎた空気を温めて室内へ戻す
メリット ・・・弱冷房除湿に比べ除湿量が大きい
デメリット・・・電力消費量が大きい
湿度を目標値まで下げるため、微弱で冷房運転する
メリット ・・・電気代が安い
デメリット・・・除湿量が少ない
最近は「弱冷房除湿方式」の機種が増えているため、除湿設定を使った方が電気料金は安くなります。
ご家庭のエアコンはどちらか調べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
正確な知識を身につけ、少しでも節約することで物価高の今をなんとか乗り切りましょう!
ただ、連日の猛暑や酷暑では、エアコンをつけないなどの無理な節約はおすすめできません。
メリハリをつけた節約ライフがおすすめです!
それではまた。
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