みなさん、こんにちは。
カズです。
今回は、SBIアセットマネジメント株式会社より、欧州株式ファンドの中で断トツ最安コストで話題の 「SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」が誕生したので解説します。
新NISAでもかなりおすすめできるファンドですので、最後まで見て新NISAの投資対象として検討してみてください。
※Youtubeでも解説しています
それでは詳しく解説していきますので最後までお付き合いください。
SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)の概要
出典:SBIグローバルアセットマネジメント
SBIグローバルアセットマネジメントより、高い配当利回りと低い信託報酬率を誇る「SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」が誕生しました。
運用開始時期は、2024年2月28日から開始されます。
配当は、年4回決算型で3月、6月、9月、12月の各20日に分配されます。
「SBI欧州高配当株式ファンド」の特色
出典:SBIグローバルアセットマネジメント
ファンドの特色を見てみましょう。
欧州系のファンドの市場平均利回りは、3.3%みたいなんですが、このファンドの利回りはなんと6.6%を目標にしているみたいです。
「SBI欧州高配当株式ファンド」のポートフォリオ
実際にポートフォリオを見てみましょう。
出典:SBIグローバルアセットマネジメント
欧州の企業各30社に3.33%の均等配分をしているようです。
銘柄を見てみると、ボーダフォンやエクイノール、高配当銘柄で有名なブリティッシュ・アメリカン・タバコが含まれています。
また、BMW、メルセデスベンツ、ルイ ヴィトン など馴染みのある企業も含まれていますね。
他にもみなさんがよく知っている企業が含まれているのではないしょうか?
これほどの企業に安い信託報酬でまとめて投資ができるのはとても魅力的ですね。
「SBI欧州高配当株式ファンド」の業種配分と運用スタイル
続いて、業種配分と運用スタイルを見てみましょう。
出典:SBIグローバルアセットマネジメント
割合で一番大きいのは、一般消費財サービスと金融が共に23.33% 、続いてコミュニケーションが16.67%となっております。
運用スタイルは、大型がほとんどを占めています。
大型の中でもバリュー株の比率が大きく67%を占めています。
つまり、バリュー株の割合が大きいということは、将来的に成長が見込まれる企業が多く含まれるということです。
また、バリュー株は値下がりリスクが低く、配当利回りが高いバリュー株は、長期的な投資目標に適しています。投資家は、価値が認識されるまで保有し続けることで、長期的な利益を期待できます。
ファンドの特色にも記載がありましたが、 配当利回りに着目し、高水準のインカムゲインと中長期的な値上がり益の獲得によるトータル・リターンの追求を目指す。ということなんですね。
また、四半期に一度ポートフォリオの見直しを行い、適宜銘柄入れ替えの リバランスを行うみたいなので一度積立設定をしてほったらかしで運用しても問題がなさそうですね。
信託報酬は欧州系ファンド最安値の0.099%
続いて、信託報酬について解説します。
出典:SBIグローバルアセットマネジメント
本ファンドの信託報酬は、欧州株式ファンドの中で断トツ最安コストの0.099%です。
ちなみに欧州株ファンドの平均コストは、 1.710%ぐらいだそうなので、このファンドとのコスト差はなんと1.61%も差があるんです。
また、このファンドが出る前は、「SMT欧州株配当貴族インデックス・オープ」が0.65%で最安値だったみたいなんですが、今回のこのファンドとのコスト差が0.506%もあるということなので、いかにこの0.099%が安いかというのが分かりますよね。
また、購入時手数料も信託財産留保額もありません。
6.6%の高利回り
このファンドの魅力は、何と言っても「6.6%の高利回り」です. それだけパフォーマンスが高い銘柄で構成されています。
とはいえ、なぜわざわざ欧州なの?アメリカの方が良くない?
という風に思うかもしれません。
しかし、欧州がおすすめできる理由があるんです。
「SBI欧州高配当株式ファンド」がおすすめできる理由
出典:SBIグローバルアセットマネジメント
こちらは過去30年の主要株価の推移をまとめたものです。
93年の12月を100とした時に30年で見ると、米国株は圧倒的で、22倍になっています。
一方で、ヨーロッパは4.5倍となっています。
ちなみに日本は2.6倍という株価の水準です。
日本の場合はTOPIX、欧州の場合はSTOXX欧州6100指数、米国はS&P500指数で計算しています。
これを見ると、「やっぱり米国のS&P500が1番ええやん」と思うかもしれません。
出典:SBIグローバルアセットマネジメント
しかし、切り取る時期をもっと短くして2022年1月から2023年12月までの2年間で見てみましょう。
こちらは、日本、米国、欧州の過去2年間の株価推移です。
現地通貨ベースでは、日本株は非常に好調でした。
日本株は、この2021年12月31日を100と見た時には119という数字になっています。
一方、米国株は、100と見た時に実は変わらず、100のままです。
実はアメリカは、この2年間は成長をしていない2年間でした。
それに比べて、欧州のドイツ株やイギリス株は、105まで成長していることがわかります。
これは現地の通貨ベースですが、円換算にした場合にどうなるのかというデータもあります。
出典:SBIグローバルアセットマネジメント
円換算ベースで見ますと、2021年12月31を100として見た場合、ドイツ株が1位で126となっています。
2位の米国株は円安の影響が大きいと思いますが123となっています。
3位のイギリス株は121です。
ということで、円換算のベースにした場合でも、ドイツ株やイギリス株というのが、高い成績を収めているということなんです。
投資関連の情報収集に便利な無料アプリの紹介
最後に、高配当株やETFのデータをチェックするのに便利なアプリを紹介します。
こちらのmoomoo証券アプリが便利です。
登録は簡単で、メールアドレスだけの登録ですぐに使用できます。
日本株や米国株の様々な情報が見れるほか、高配当ETFの情報も確認できます。
アプリ画面で、例えばVYMと検索するとこのように基本的な情報が出てきます。これまでの配当実績も見ることが可能です。
また、今回解説した30銘柄を検索し、日々のチャートの動きや企業のニュース、分配金の情報などを直ぐにキャッチできます。
高配当株やETFに興味のある方は大変便利ですので是非使ってみてください。
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まとめ:SBI欧州高配当株式ファンドはおすすめ
今回は「SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」について解説しました。
このファンドは、現在はSBI証券でのみ購入が可能となっております。
SBI証券ユーザーで、新NISAを使って分配金がほしい方にはかなりおすすめできるんじゃないかなと思っております。
信託報酬も安く、分配金がもらえ株価自体の成長も見込めるファンドですので新NISAの成長投資枠で投資をするのも良いかもしれませんが、投資は自己責任ですのでご自身の判断でお願いします
この情報がみなさんの資産形成の役に立てれば幸いです。
それではまた。
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