みなさん、こんにちは。
カズです。
今回は、最近何かと話題の「eMAXIS インド株式インデックス」について解説します。
低コストインド株投信に「eMAXIS インド株式インデックス」が新たに加わることになりました。
新NISAの成長投資枠でインド株投信に投資を検討している人も多いと思います。
今回はそんな方に参考になる内容となっているので是非最後までチェックしてください。
※Youtubeでも解説しています
それでは詳しく解説していきますので最後までチェックしてください。
『eMAXIS インド株式インデックス』が誕生
出典:三菱UFJアセットマネジメント株式会社
三菱UFJアセットマネジメント株式会社から、新たに『eMAXIS インド株式インデックス』が誕生しました。
内容を見てみますと、2024 年 2 月 22 日(木)に設定、運用を開始いたしますので、ファンドの特 色等についてお知らせいたします。
当ファンドは、インドの株式市場(Nifty50指数(配当込み、円換算ベース))の値動きに連動する投資成果をめざします。
Nifty50 指数とは、インドの金融商品取引所(ナショナル)に上場している 50 社の株式で構成されるインド を代表する株価指数です。
また、当ファンドはNISAの成長投資枠の対象です。
ということなんですが、残念ながらこの『eMAXIS インド株式インデックス』Slimシリーズではないんですよね。
『eMAXIS インド株式インデックス』の信託報酬
出典:三菱UFJアセットマネジメント株式会社
続いて、ファンドに信託報酬などの手数料について見てみましょう。
購入時手数料と信託財産留保額はありません。
信託報酬は、年0.44%となっておりインド株投信の中では低コストです。
また、この信託報酬については純資産総額が多くなるにつれて、信託報酬が下がっていくという仕組みになっているようです。
今後このファンドへ投資をする人が増えて純資産総額が大きくなっていき、500億円を超えると年0.429%になり、1000億円以上を超えると年0.418%まで信託報酬が下がるということですね。
また、現状この『eMAXIS インド株式インデックス』に投資をすることができる証券会社は「楽天証券」と「マネックス証券」のみのようです。
今後、SBI証券等でも取扱いができるようになると思いますのでその際はこのブログかYoutubeチャンネルでお知らせしたいと思います。
その他のインド株ファンドと比較
既存のインド株ファンドには、iFreeNEXT インド株インデックス、auAM Nifty50インド株ファンド、SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドがあります。
この3ファンドに『eMAXIS インド株式インデックス』を加えて信託報酬と純資産総額の比較をしました。
信託報酬は、SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドの0.4638%が最安値だったのですが、『eMAXIS インド株式インデックス』が誕生したことで順位が入れ替わりましたね。
純資産総額を見てみると、SBI・iシェアーズ・インド株式が325億円、auAM Nifty50インド株ファンドが12億円、iFreeNEXT インド株インデックスが855億円となっており、現状はiFreeNEXT インド株インデックスが一番人気があるようですね。
また、ファンドの指数ですが、SBI・iシェアーズ・インド株式以外はNifty50指数をベンチマークしており、SBI・iシェアーズ・インド株式はSENSEX指数をベンチマークしています。
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドとiFree NEXT インド株インデックスについてはこちらの過去動画で詳しく解説しています。
現状、一番人気のiFreeNEXT インド株インデックスが純資産総額855億円なので、今後この『eMAXIS インド株式インデックス』も1000億は簡単に超えるでしょうね。
ただ残念なことに今回、eMAXISのSlimシリーズではなかったんですよね。
なので、人気のeMAXIS Slim 全世界株式やeMAXIS Slim全米株式のように破格の信託報酬にはなっていません。
Slimがついてるのは信託報酬の最安を目指し続けるという、三菱UFJアセットマネジメントの意思が込められているので、今回のこのファンドにはついていなかったのが少し残念です。
しかし、このままインドが成長を続けてインドに投資をするのが当たり前の時代が来ると「eMAXIS Slim インド株式インデックス」になるかもしれませんね。
今後もインド経済の成長に注目したいと思います。
eMAXIS インド株式インデックスは、新NISAの成長投資枠の対象
今回新たに『eMAXIS インド株式インデックス』が誕生し新NISAの成長投資枠対象ファンドに追加されました。
僕の個人的な感想としては、インド株ファンドへの投資はサテライトとして全体の5%ぐらいが良いのではないかという考えです。
インド経済は人口ボーナスなどで今後爆発的に伸びると予想されていますが、ファンドに含まれる企業が不透明というか調べるのがめんどくさかったりと様々なリスクも存在します。
そういった理由から、中国経済が衰退してもインドへの投資が爆発的に伸びているのではなく日本などに投資をする海外投資家が多いのも事実でしょう。
また、信託報酬0.44%は今までのインド株ファンドでは安いかもしれませんが、やっぱりeMAXIS Slim 全世界株式やeMAXIS Slim 全米株式と比べると高いです。
なので僕はブレることなく、新NISAではeMAXIS Slim 全世界株式に集中投資をし、様子を見てインド株ファンドやFANG+、NASDAQ100などにサテライトとして投資をしたいと考えています。
僕の新NISAの投資戦略についてはこちらの動画で解説しています。
気になる方、参考にしたい方はチェックしてください。
投資関連の情報収集に便利な無料アプリの紹介
最後に、高配当株やETFのデータをチェックするのに便利なアプリを紹介します。
こちらのmoomoo証券アプリが便利です。
登録は簡単で、メールアドレスだけの登録ですぐに使用できます。
日本株や米国株の様々な情報が見れるほか、高配当ETFの情報も確認できます。
アプリ画面で、例えばVYMと検索するとこのように基本的な情報が出てきます。これまでの配当実績も見ることが可能です。
また、今回解説したインド関連の情報もキャッチできます。
日々のチャートの動きや企業のニュース、分配金の情報などほしい情報が手に入ります。。
情報収入に大変便利ですので是非使ってみてください。
moomoo証券のアプリのリンクはこちらです。
まとめ:eMAXIS インド株式インデックス
今回は、『eMAXIS インド株式インデックス』について解説しました。
・三菱UFJアセットマネジメント株式会社から新たに『eMAXIS インド株式インデ ックス』が誕生。2024 年 2 月 22 日に設定、運用を開始。
・ベンチマークは「Nifty 50指数(配当込み)」で、信託報酬は0.44%
・現時点では楽天証券とマネックス証券のみで投資が可能。SBI証券での今後の取扱いは未定。
今回は以上です。
この情報がみなさんの資産形成の役に立てれば幸いです。
それではまた。
コメント