みなさん、こんにちは。
カズです。
2024年1月から新NISAが始まり、対象となる投資信託が続々と発表され、新しい商品が出てきました。
そんな中、新NISAではインド株ファンドの人気があり、eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー) やeMAXISSlim 米国株式(S&P500)をコアに投資をしつつ、インド株への投資もしたいと考えている人も多いと思います。
そこで今回は、「新NISAで投資ができるおすすめのインド株インデックスファンド」を紹介したいと思います。
インド株ファンドへの投資を検討している方にとって参考になる内容となっているので是非最後までチェックしてください。
インド株式市場へ世界中の投資家が注目
インド株式市場へ世界中の投資家が注目しています。
急激な経済発展に伴い上昇を続けるインドの株式市場ですが、人口増加に伴う経済成長が望めることで海外資金の流入が増えているんです。
インド国立証券保管機関(NSDL)によると、海外勢の23年のインド株式市場への資金流入額は1兆6225億ルピー(約2兆8000億円)で、20年以来の高水準となりました。過去10年で見ても2番目に多い流入額でした。
新NISAでもインド株ファンドは人気
日本でも新NISAがスタートし資産運用をする人が増え、有望な投資先の一つとしてインド株が注目を集めています。
新NISAがスタートした24年1月には約1500億円の資金がインド株投信に流入しました。新規設定のインド株投信も増えています。
こちらは楽天証券とSBI証券の新NISAの週間買付ランキングです。
どちらも毎週、インド株ファンドが10位以内に入っていますね。
インド市場の魅力
次にインド市場の魅力を4つ紹介します。
インド株は他国に比べて、圧倒的な成長率で推移している
出典:楽天証券から引用
1つ目は、インド株が他国の株式の成長に比べて、圧倒的な成長率で推移していることです。数年前までは、成長著しい中国株に近い推移をしていましたが、中国株の成長に陰りが見えた一方で、インド株は成長を続けており、ここ20年で約16倍に成長しています。
生産年齢人口のボリュームが厚い
出典:楽天証券から引用
2つ目は、生産年齢人口のボリュームが厚く、今後も成長が見込まれることです。インドは2023年に中国を抜き、人口世界1位になりました。さらに2050年にむけて引き続き人口は増加する見込みとなっています。
今後も生産年齢人口の増加が見込まれるため、経済成長が期待できます。
GDPの成長率も他国に比べて著しい
出典:楽天証券から引用
3つ目は、GDPの成長率も他国に比べて著しいことです。
GDPとは国内総生産のことで、国の経済活動の規模を示すパラメーターとなっています。直近はどの国もGDPの伸び率は低下傾向にあるなか、インドは日本、アメリカ、中国よりも高い伸び率を誇っています。現在インドは世界5位の経済大国ですが、2027年には、日本、ドイツを抜いて3位になる予定です。
海外からのインドへの投資も増加
出典:楽天証券から引用
4つ目は、海外からのインドへの投資も増加していることです。
これまではインド国内の経済成長が今後も見込まれることを説明しましたが、海外からの投資も増加していることから、海外から見ても魅力的な市場だと認識されていると言えます。
このような理由からインド市場は魅力的な市場であると言えますね。
インド株ファンドへの投資は分散効果が高まる
インド株への投資は分散投資の効果もあります。
個人投資家の資産運用の投資先として、オルカンやS&P500など投資地域が先進国が多くなる傾向があります。そこにインド株ファンドを組み合わせることで、新興国株を資産に組み入れることができ分散効果が高まります。
また、インドの経済成長は国内要因の影響が大きいのでインド株は新興国の中でも先進国との連動性が低い側面があります。そういう意味で、インド株ファンドへの投資は分散効果が高まりやすいと言えます。
そういった理由から、新NISAでインド株ファンドへ投資をする人が増えているんです。
新NISAで投資できるインド株ファンド
新NISAで投資ができるおすすめのインド株インデックスファンドはこちらです。
楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド
1つ目が「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」です。
このファンドは、2024/4/5に設定されたファンドです。信託報酬は0.308%。
このファンドはNifty50に連動するファンドで、楽天証券のみで購入が可能です。新NISAでは成長投資枠での投資ができます。
三井住友AMインド株式インデックス・オープン
2つ目が「三井住友AMインド株式インデックス・オープン」です。
信託報酬は0.308%。
このファンドはNifty50に連動するファンドで、楽天証券を除く主要ネット証券会社で購入が可能です。新NISAでは成長投資枠での投資ができます。
eMAXIS インド株式インデックス
3つ目が「eMAXIS インド株式インデックス」です。
信託報酬は0.44%。
このファンドはNifty50に連動するファンドで、主要ネット証券会社で購入が可能です。新NISAでは成長投資枠での投資ができます。
SBI・iシェアーズ インド株式インデックス
4つ目が「SBI・iシェアーズ インド株式インデックス」です。
信託報酬は0.4638%。
このファンドはSENSEXに連動するファンドで、SBI証券のみ購入が可能です。新NISAでは成長投資枠での投資ができます。
auAM Nifty50 インド株インデックス
5つ目が「auAM Nifty50 インド株インデックス」です。
信託報酬は0.297%。
このファンドはNifty50に連動するファンドで、主要ネット証券会社で購入が可能です。新NISAでは成長投資枠での投資ができます。
大和iFreeNEXT インド株インデックス
6つ目が「大和iFreeNEXT インド株インデックス」です。
信託報酬は0.473%。
このファンドはNifty50に連動するファンドで、主要ネット証券会社で購入が可能です。新NISAでは成長投資枠での投資ができます。
ここまで紹介した6つのファンドがインデックスファンドです。
「ピクテ iTrust インド株式」
「ピクテ iTrust インド株式」
このファンドはアクティブファンドです。
信託報酬は0.9828%
このファンドは主要ネット証券会社で購入が可能です。新NISAでは唯一、つみたて投資枠と成長投資枠での投資ができるファンドになっています。
HSBC インド インフラ株式オープン
では最後は、「HSBC インド インフラ株式オープン」です。
信託報酬は2.09%と今回紹介した中で一番高いです。
このファンドはインドのインフラに関連する株式等に投資をするアクティブファンドで、主要ネット証券会社で購入が可能です。新NISAでは成長投資枠での投資ができます。
リターンの比較
では、ここまで紹介したファンドの6ヵ月のリターンを見てみましょう。
楽天インド株ファンドと三井住友、eMAXISはまだできたばかりのファンドなので6か月間データはないのでそれ以外の5つのファンドで比較しました。
手数料は高いですが、アクティブファンドの2つのパフォーマンスが良いですね。
インデックスファンドのパフォーマンスもそれなりに良いかと思います。
しかし、インデックスファンドで同じ指数に連動しているのに商品によって、なぜリターンに差があるのかというと、それはファンドの隠れコストや運用方法が良くないことがしばしば起こるからです。
ファンドはベンチマーク連動を目指すということで運用をしていますが、コストや運営方法が良くないこともありベンチマークを下回ることがあります。
ファンドマネージャーの運用が微妙だともちろんパフォーマンスは低下し、ベンチマーク以下の成績になります。その点も考慮してファンドを選ぶと良いでしょう。
インド株ファンドを8つ紹介しましたが、実際のパフォーマンスはその時その時で変わってきますので、詳しい情報は各社でご確認してください。
投資関連の情報収集に便利な無料アプリの紹介(PR)
最後に、インド株のETFや日本株、米国株、ETFのチャートや構成銘柄のニュースなどの情報収集にすごく便利なツールがありますので紹介したいと思います。
これを使うと誰でも楽に情報をキャッチできますので是非使ってください。
こちらのmoomoo証券というアプリです。
登録は簡単で、メールアドレスだけの登録ですぐに使用できます。
インド株のほか、日本株や欧州株、米国株の様々な情報が見れます。
アプリ画面で、例えばインドと検索するとインド株のETFの情報、チャートはもちろん、組入銘柄とその比率も簡単に見ることができます。日々のチャートの動きや分配金の情報などを直ぐにキャッチできます。
海外株式やETFに興味のある方は大変便利ですので是非使ってみてください。
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まとめ:インド株ファンドはサテライトとしておすすめ
インド株ファンドにはインデックスファンドとアクティブファンドがあります。
コスト重視で行くのか、パフォーマンス重視で行くのかは人それぞれですが、自分のリスク許容度の範囲内で投資をしましょう。
僕の個人的な意見としては、インド株ファンドへの投資はサテライトとして全体の5%ぐらいが良いのではないかという考えです。
良くも悪くもインド市場はまだまだ不透明な部分が多くありますからね。
しかし、今後インド市場がどのように変化していくのか注目ですね。
それではまた。
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