みなさん、こんにちは。
カズです。
今回は、楽天証券から誕生した最安値で話題の「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド」について解説します。
新NISAの成長投資枠でNASDAQ100に投資がしたいと考えている人のためになる内容ですので是非最後まで見てください。
※Youtubeでも解説しています。
楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド
出典:楽天証券から引用
まずはこのファンドの概要を簡単に説明します。
楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンドは、楽天投信投資顧問が運用する投資信託で、愛称は「楽天・NASDAQ-100」です。
このファンドは、米国の株式市場の動きをとらえることを目指して、NASDAQ-100インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。
信託報酬は他のNASDAQ-100ファンドと比べて最安値の年0.198%。
さらに投信残高ポイントも0.05% もらえます。
このNASDAQ-100はS&P500よりも大幅に上昇していて、ハイテク株の成長に今後も期待ができるのであれば新NISAでも投資をするのはありなんじゃないかなと思っている人も多いみたいです。
現状、新NISAでは成長投資枠でのみ投資が可能となっています。
NASDAQ-100とは?
「NASDAQ-100」についておさらいをしておきましょう。
「NASDAQ(ナスダック)」これはアメリカの株式市場の1つでベンチャー企業向けの証券取引所として生まれました。
「NASDAQ100」というのは、このNASDAQに上場した企業のうち時価総額が大きくなりやすい金融銘柄を除いた中で時価総額上位100銘柄を平均した値になります。
つまり「NASDAQ100」とは、アメリカの株式市場NASDAQに上場した代表的な企業100社の株価の平均値ということです。
では、そのNASDAQ100を構成する主な名柄を見てみましょう。
出典:大和アセットマネジメント
上位銘柄には、アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、メタ、テスラ、エヌビディアなど世界を代表するテックカンパニーが組み込まれています。
どの企業も近年時価総額が成長し続けているテックカンパニーばかりですね。
NASDAQ100とS&P500の比較
こちらのグラフは、2018年から2023年の5年間のNASDAQ100とS&P500のパフォーマンスを比較してますが、S&P500よりもNASDAQ100の方が大きく値上がりしていることがわかります。
これは、GAFAMやテスラなど、株価の上昇に大いに貢献してきた銘柄の占める割合がS&P500と比べて高い為、このような結果になっています。
チャットGPT等を使ったIT、メタバース、EV化等の流れに大きく貢献するであろう情報技術セクターの割合が多く、今後の株価の上昇に期待がされています。
他のNASDAQ100ファンドと比較
他のNASDAQ100に連動するインデックスファンドと比較して見ましょう。
先日低コストで話題になったニッセイNASDAQ100の信託報酬は0.2035%なので、この楽天・NASDAQ-100の0.198%は業界最安値になっています。
また、以前大和アセットマネジメントの「iFree NEXT NASDAQ100インデックス」を紹介しましたが、こちらは先日、新NISAのつみたて投資枠でも選べるようになりました。
つみたて投資枠の対象になるには5年以上の運用実績などの条件があるんですが、「iFree NEXT NASDAQ100インデックス」はその条件をクリアしたみたいです。
「iFree NEXT NASDAQ100インデックス」についてはこちらの動画で解説していますので気になる方はチェックしてください。
楽天・NASDAQ100インデックスも今は、つみたて投資枠では選択できず、成長投資枠でしか投資ができませんが、今後も運用が続いていけばつみたて投資枠でも選択できるようになるでしょう。
楽天証券ユーザーは、信託報酬が最安値の楽天・NASDAQ100インデックスで投資がしたいですよね。
成長投資枠でも年間240万円の枠があり十分に投資ができるので、問題なさそうですね。
楽天・NASDAQ-100の投信ポイントは0.05%
出典:楽天証券から引用
楽天・NASDAQ100は、投信ポイント還元があることでも注目されています。
楽天・プラスシリーズは、信託報酬が最安かつ投信残高のポイントプログラムの対象ということで、現状は「楽天・オールカントリー」、「楽天・S&P500」、「楽天・先進国株式(除く日本)」、「楽天・日経225」、「楽天・NASDAQ-100」、「楽天・SOX」と、この「楽天・NASDAQ100ファンド」の6銘柄が対象となっています。
元々は楽天証券に投信残高ポイントプログラムはあったんですが、サービスの変更により現状は一定残高達成時のみ付与となっています。
一方、SBI証券では変わらず投信残高ポイント付与があるため人気があります。
楽天証券でも、この楽天プラスシリーズに限り投信残高ポイントが復活したので楽天証券ユーザーにとっては非常に嬉しいですよね。
楽天証券におけるポイント還元
では、楽天証券におけるポイント還元についてもおさらいしておきましょう。
楽天証券での新NISAにおけるポイント還元は、主に2種類あります。
楽天証券のクレカ積立によるポイント還元
まず1つ目は、クレカ積立によるポイント還元です。
出典:楽天証券から引用
これは利用している人も多く非常に人気のあるサービスなんですが、投資信託の積立を毎月クレカでできる人気サービスです。
現状の楽天証券のクレカ積立のポイント還元は0.5%から1%を受けることができます。
楽天カードで0.5%。楽天ゴールドカードで0.75%、楽天プレミアムカードで1%の還元となっています。
楽天証券では、積立するファンドの代行手数料によって還元率が変わります。
代行手数料とは、投資信託を保有している人が支払う信託報酬のうち、楽天証券に支払う手数料のことです。
代行手数料が0.4%以上であれば、楽天カードの種類を問わず決済金額の1%が還元されます。
代行手数料が0.4%未満の場合、カードの種類によって0.5〜1.0%の還元率が適用されます。
楽天証券のクレカ積立の上限額は毎月5万円ですが、楽天キャッシュを併用することで最大10万円まで積立が可能です。
クレカ積立と楽天キャッシュで投信積立をする場合、クレカ積立のポイント還元が0.5%から1%、楽天キャッシュのポイント還元が0.5%毎月もらえます。
毎月10万円までキャッシュで積立ができるだけでなく、ポイント還元の対象にもなるのは、楽天証券の魅力ですね。
また、このポイント還元については金融庁からクレカ積立の上限を毎月10万円までできるように制度が改正されるみたいなので、楽天証券でも今後変更になる可能性があります。
今後、進展があり次第、詳細を動画にまとめたいと思いますので情報を逃したくない人は僕のYoutubeチャンネル登録をしてお待ちください。
楽天証券の投信残高ポイント
そして2つ目が、今回注目する投信残高ポイントです。
出典:楽天証券から引用
投信残高ポイントは、保有している投資信託の残高に応じてもらえるポイント還元です。
例えば、先ほど説明した月5万円のクレカ積立を1年間続けた時に、損益を考えずに60万円分の投資信託を保有していたとしましょう。
その時にもらえる投信残高ポイントの還元率が年0.03%なら毎年180ポイントもらえるということです。
ただし、正確には投信残高ポイントは月割りで毎月付与されるので覚えておきましょう。
では楽天・NASDAQ100の投信残高ポイントはいくらかというと、公式ホームページに 0.05%と書いてありました。
つまり楽天・NASDAQ100の信託講習は0.1918%なので、投信残高ポイントの 0.05%を引くと実質的な信託報酬は、0.148%とかなり安くなるということなんです。
ただし、そうはいっても楽天・NASDAQ100はまだ設定開始をしたばかりで実質コストが不明なので本当に正確な値はわからないのが現状です。
実質コストがわかり次第、概要欄に載せておきますので気になる方はチェックしてください。
まとめ:「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド」
今回は、「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド」について解説しました。
「楽天・プラスシリーズ」は、楽天証券ユーザーにとって投信残高ポイント還元がありポイントの恩恵が受けられるのでとてもありがたいです。
「NASDAQ-100」は、今後もハイテク株が成長し続けるのであれば大きく成長していくでしょう。
しかし、値動きがかなり大きいので長く運用を続けるためにも積立設定を行い「ほったらかし投資」をするのがおすすめです。
楽天証券の新NISAでの投資信託の購入方法や積立設定についてはこちらの動画で解説しているので是非チェックしてください。
この情報がみなさんの資産形成の役に立てれば幸いです。
それではまた。
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