みなさん、こんにちは。
カズです。
2024年から始まる「新NISA」で配当金をもらえる投資をやってみたい。と思っているんだけど、どうやってやるのか具体的な方法を教えてほしい。
- 配当金のような不労所得で悠々自適な人生を送りたい
- 配当金をもらって少しでも生活を豊かにしたい
- 配当金を小遣いの足しにしたい
「でも配当金で理想の生活を送るには、どれぐらいのお金を何に投資すればいいのだろう?」とお悩みの方へ。
実際にシミュレーションを行って確認してみましょう!
優良おすすめ米国高配当ETF3選
配当金をもらうには、米国高配当ETFがおすすめです。
- 高い配当金(配当利回り)が得られる
※日本株より配当利回りが高い - 年4回の配当で生活費にあてやすい
※日本は年2回が主流 - 自動的に分散投資し、リスクを抑えられる
※長期投資に向いている - コスト(経費率)が安い
リスクやコストを抑えつつ、高い配当がもられるのが魅力です。
VYM・SPYD・HDVを徹底比較
安定して配当金を欲しい方は、VYM・SPYD・HDVを選べば問題ありません。
それでは3つのETFを比較してみましょう。
※2023年8月6日時点
- VYMは経費率が低いからおすすめ
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)は、米国ETFの人気保有銘柄ランキングでも常に上位。
配当利回りはSPYDやHDVに劣るものの、幅広く分散投資しているため安定性が高い。
- SPYDは高い配当利回りが魅力
SPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF )は、S&P500の高配当株銘柄79社が均等に組み入れられている。
配当利回りが他2つよりも高く、金融や不動産セクターが多いため景気の影響を受けやすい。
- HDVで財務健全性が高いから安心
HDV(iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF)は生活安全株のセクターが中心となっている。
特に財務健全性が高い企業が多く含まれているため、リスクを抑えたい人にはおすすめ。
3つのETFについては、詳しく説明している記事がありますので参考にしてください。
一括投資で月〇万の配当金をもらうには
投資を開始してすぐに希望の配当金がほしいなら、一括投資がおすすめです。
- 多額の資産を保有している人
- 暴落により資産価値が減っても気にしない人
これから投資を始める人や、資産が心もとない人にはおすすめできません。
シミュレーション:月〇万の配当金をもらうには
下記の前提条件でシミュレーションしてみます。
※補足:「外国税額控除制度」とNISA両方を使用することはできません
積立投資で月〇万の配当金をもらうには
少ない資産でコツコツ積立投資すると、希望の配当金までは時間がかかります。
- 資産が少ない人
- 暴落により資産価値が下がるのが気になる人
これから投資を始める方には、積立投資が無難でおすすめ。
シミュレーション:月〇万の配当金をもらうには
下記の前提条件でシミュレーションしてみます。
※補足:「外国税額控除制度」とNISA両方を使用することはできません
〇各ETF別 年間分配金推移(単位:円)
- 配当利回り:3.05%
- 5年平均増配率:5.26%
- 5年平均株価成長率:8.5%
VYMだと月1万円の配当をもらえるのに、約9年は積立する必要があります。
- 配当利回り:4.64%
- 5年平均増配率:5.21%
- 5年平均株価成長率:0.21%
SPYDだと月1万円の配当をもらえるのに、約5年は積立する必要があります。
- 配当利回り:4.10%
- 5年平均増配率:4.68%
- 5年平均株価成長率:16.34%
HDVだと月1万円の配当をもらえるのに、約8年は積立する必要があります。
自分でシミュレーションしてみよう!
「高配当ETF用の配当金シミュレーション」のツールを使い、自分で自由に配当金のシミュレーションをやってみましょう。
「高配当ETF用の配当金シミュレーション」ツールの使い方
購入したいETFの情報を下記の箇所だけ入力します。
- 初期投資額:投資開始時点で資産を投入する場合に入力
- 毎月投資額:毎月積み立てる金額を入力
- 投資期間:積み立てる期間を入力
- 分配利回り・増配率・株価成長率:各ETFの情報を調べて入力
- 初期価格:1円と入力(0円以外を入力)
- 分配金の税率:NISA等の制度の使用有無で変更する
- 分配金を再投資:ETFは使わないため、✅を入れない
- 必要事項を入力したら計算をクリック
配当金生活の注意点
高配当ETFに投資する上で注意してもらいたいのは、
- 減配の可能性がある
- 配当金は再投資されない
減配の可能性がある
構成銘柄の会社の業績が悪化すると、場合によって配当金が減配される可能性があります。
逆に増配される可能性もあるので、一喜一憂せずに長期で保有することを目指しましょう。
配当金は再投資されない
配当金として分配されるため、投資信託のように自動的に再投資してくれません。
再投資する場合は、受け取った配当金を都度ETFの購入代金に充てる必要があります。
まとめ
配当金で理想の生活を送るには、
どれぐらいの資金が必要になるかは、自分でシミュレーションをして把握しましょう。
無理な計画を組まず、地道に積立投資して資産を少しながら増やすのがおすすめです。
それではまた。
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