みなさん、こんにちは。
カズです。
今回は「オルカンの組み入れ銘柄変更」について解説します。
新NISAで「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「楽天オルカン」に投資をしている人も多いのではないでしょうか?
そんな方に絶対に見てほしい内容ですので是非最後まで見てください。
※2024年5月31日のオルカン銘柄入れ替えの情報はこちら
※Youtubeでも解説しています。
それでは詳しく解説していきますので最後までお付き合いください。
オルカンとは?
それでは本題に入りますが、オルカンについてよくわからない人もいるかと思いますので、投資信託で人気№1の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を基に解説します。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
出典:出所:三菱UFJアセットマネジメント
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)という指数に連動することを目指す投資信託で、三菱UFJ国際投信株式会社が運用を行う人気の投資信託です。
この投資信託は新NISAでも圧倒的な人気を誇り、多くの人が投資をしています。
出典:出所:三菱UFJアセットマネジメント
投資対象国は、日本を含む先進国23ヶ国、新興国24ヶ国の合計47ヶ国です。
「全世界株式」と言いつつ、株式市場が整備されていない国は除かれているので、本当にすべての国を投資対象としているわけではありません。
対象国の詳細と構成割合は、先進国が9割、その中でも米国が全体の6割を占めています。
先進国が約2,500銘柄で約80%、新興国が約500銘柄で約20%です。
また、地域別では、北米が約60%、欧州が約15%、アジア太平洋が約15%、その他が約10%です。
さらに、業種別では、情報技術が約20%、金融が約15%、ヘルスケアが約10%などとなっています。
出典:出所:三菱UFJアセットマネジメント
組み入れ上位10銘柄は、アップルやマイクロソフト、アマゾン等全てアメリカの企業となっています。
このように、この指数は、米国を中心に全世界の株式市場の動向を幅広く反映するものと言えます。
この投資信託を買えば自動的に、オルカンを構成している世界中の国の株式に投資していることになるのですが、今回の見直しでは何が変わったのか解説します。
中国企業が66銘柄除外、インド企業5銘柄追加
2024年2月29日、オルカンに連動する「MSCI ACWI指数」の銘柄入れ替えが行われ、101銘柄が除外されました。
この中には、中国企業が66銘柄含まれており、代わりに今勢いのあるインドの5銘柄が追加されました。
中国では不動産市場が不況であるため、関連企業の株価が低迷しています。これは注目すべきポイントです。
インドは人口と経済の両面で急速に成長し、株価も上昇しています。
インド株は、現在全体のわずか1.8%程度の割合で構成されていますが、今後、投資マネーが増えると予想されています。
この流入により、インド株の上昇トレンドがさらに強まる可能性があります。
つまり、少ない割合でも、注目すべき成長のポテンシャルがあるということです。
今後も中国市場からインド市場への流れが加速していきそうですね。
※インド市場に興味のある方はこちらの動画で解説していますのでチェックしてください。
日本銘柄は1銘柄追加、8銘柄除外
今回の組み入れ銘柄変更では、日本銘柄は1銘柄追加、8銘柄除外されました。
個別銘柄の決算が厳しいため入れ替えが行われたみたいです。
ブルームバーグの記事によれば、SCREENホールディングスが追加されたとされています。
SCREENホールディングスは半導体・液晶製造装置が主力の電気機器メーカーで、ウエハ洗浄装置で世界首位を誇ります。
除外された銘柄は、住友化学や東ソー、王子ホールディングス、コーセー、オープンハウスグループ、ベイカレント・コンサルティング、大和ハウスリート投資法人、コーエーテクモホールディングスといった8つの銘柄が指数から外れることになりました。
投資関連の情報収集に便利な無料アプリの紹介
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こちらのmoomoo証券アプリが便利です。
登録は簡単で、メールアドレスだけの登録ですぐに使用できます。
日本株や米国株の様々な情報が見れるほか、高配当ETFの情報も確認できます。
アプリ画面で、例えばVYMと検索するとこのように基本的な情報が出てきます。これまでの配当実績も見ることが可能です。
また、今回解説したオルカンに使いされた銘柄を検索し、日々のチャートの動きや企業のニュース、分配金の情報などを直ぐにキャッチできます。
高配当株やETFに興味のある方は大変便利ですので是非使ってみてください。
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まとめ:中国市場からインド市場への投資が加速
最新のオルカンの入れ替えで、インドの経済成長に対する期待と中国への不安が明らかになりました。
MSCIが構成する銘柄数が約3000にも及ぶため、大きな変化はありませんが、投資する資産が重要ですので、株価指数やインデックスファンドの変化、社会情勢の変動を把握することは重要です。
それではまた。
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